息子から譲り受けた”格安”ゲーミングキーボードを昨年末、在宅勤務での仕事に使うノートPC用のキーボードとして使用し始めたことで、「キーボード熱」に火がついてしまい、、勢いで、プライベートで使っているiMac用のキーボードもゲーミングキーボードに買い換えてしまいました。
<The Riddle ver.3.0: 本日のガジェット 「SAMHOUSING ノートPCスタンド」>
<The Riddle ver.3.0: 本日のガジェット 「ROCCAT VULCAN 121 AIMO」>
これで当分、キーボードを買うことは無かろう、と思っていたのですが、後からiMac用に購入した「ROCCAT VULCAN 121 AIMO」については、そこそこ値の張るキーボードだけあって、非常に打ちやすいことから、どうしても”格安”ゲーミングキーボードとの差が露呈してしまうようになりました。
しかも、「キーをタイプする」という行為については、プライベート(iMac)よりも、圧倒的に「仕事」の時のほうがたくさんタイピングをしています。
よって、今は、仕事で2千円程度の”格安”ゲーミングキーボードを使い、プライベートでは、その8倍以上(現在のAmazon価格)もする高価なゲーミングキーボードを使用する、という、いわば「本末転倒」な状態となっています(^^;
まぁ、私の場合、自室での、現在の在宅勤務の環境は、プライベート用PCデスク(iMac等を設置)と、仕事用のPCデスクを隣り合わせに設置しているので、その気になれば、キーボードは「ROCCAT VULCAN 121 AIMO」のみに統一し、それぞれ、仕事の時は仕事用ノートPCに、そしてプライベートの時はiMacに、キーボードを繋ぎ換えて使うようにすればいいのですが、ぶっちゃけ、「ROCCAT VULCAN 121 AIMO」が、あまりにもカッコよく美しいキーボードなので、貧乏性の私としては、あまりハードに使いたくないんですよね・・(^^;
当方、仕事では毎日、なんだかんだで、一日中、キーボードをタイプし続けているので、かなりキーボードを酷使していると思います。
なので、まるで”オブジェ”のような美しい「ROCCAT VULCAN 121 AIMO」を、「仕事」で使い倒して汚したくないのです(^^;
とはいえ、一度、そこそこ高価なキーボード(ROCCAT VULCAN 121 AIMO)の”打ち心地”の良さを知ってしまった以上、平日は毎日仕事で、なんだかんだで9時間とか10時間とか、一日中キーボードを打ち続けていることを踏まえると、「ROCCAT VULCAN 121 AIMO」に匹敵するような打ち心地の良いキーボードに、早急に鞍替えしたい、という想いが日に日に強くなってきました。
実は昨年末、最終的に「ROCCAT VULCAN 121 AIMO」をチョイスするまでの過程で、「ゲーミングキーボード(RGB)」に拘らず、光らなくてもいいから「メカニカルキーボード」でもいいかな、と、範囲を広げていろいろリサーチもしていたのですが、その際、「高性能なキーボード」を物色するうえで、「メカニカル」ではないものの、誰もが一度は興味を持つであろう「東プレ」の「静電容量無接点方式」のキーボード(「Realforceシリーズ(通称「リアフォ」)」)にもかなり興味は抱きました。
「一度リアフォを使ってしまうと、他には戻れない」みたいな声が多数ありますので、余程使い心地がイイのだろう、と思いつつも、、べらぼうに値段が高いです(^^;
しかも、このRealforceは、過去モデルも含め、モデルの種類がこれまた、やたらと多くて、どの機種がどういう特徴を持っているのか理解するのにも一苦労(^^;
にも関わらず、相当たくさんのファンがおられるようなんですよね。
で、このRealforceシリーズにも「RGBモデル」が存在することが分かったのですが、やはり値段がめちゃくちゃ高いのと、レビューを見る限り、どうもこのRGBモデルは、他のRealforceに比べてキータッチの心地よさが若干良くない、みたいなことも書かれていたため、せっかくリアフォにするなら、通常のリアフォ同様の「極上」の心地よさが欲しいですし、やはり値段が高過ぎる(約35,000円)ため、候補から外した、、という経緯があります。
しかし今回、前述のとおり「仕事用」としての新たなキーボードが欲しい、ということで、、ぶっちゃけ、ゲーミングキーボード(メカニカル & RGB発色の組み合わせ)については、「ROCCAT VULCAN 121 AIMO」に十分過ぎるほど満足しているので、今回の「仕事用」のキーボードに関しては、別に「ゲーミングキーボード」じゃなくても、むしろ「硬派」系のキーボードにして、その分、とことん「タイピングの心地よさ」に拘ろうかな、という想いが強くなりました。
となると、必然的に、選択肢として、東プレのRealfocreシリーズが”再浮上”してきました。
ただ、自分としては、このRealforceシリーズは、やはり値段が高過ぎるので、、同じように「静電容量無接点方式」を採用しているキーボードを探してみたところ、わずかながら、いくつかのメーカーで「静電容量無接点方式」のキーボードを発売しているメーカーがあったのですが、どれもRealforceほどは「絶賛」されていない感じなんですよね。。
唯一、Realforceと同じくらい高評価っぽいのが「PFU」社の「Happy Hacking Keyboard」シリーズだということが分かり、「打ち心地の気持ち良さ」という点で、このHappy Hacking KeyboardシリーズとRealforceシリーズとが、双璧をなして”キーボード界の頂点”に君臨している、という感じのようです。
HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/墨
ただ、Happy Hacking Keyboardシリーズのほうは、「打ち心地の極上さ」と同時に「携帯性」も重視した商品になっているようで、(たぶん)全てのモデルがテンキーレスとなっており、しかも、携帯性を重視した分、値段もやはりぶっ飛んだ高さなんですよね。。
当方、自宅で使うキーボードを自室から外に持ち出す予定は無いので、Happy Hacking Keyboardシリーズも候補から外しました。
ということで、やはり選択肢は、Realforceシリーズしか無さそうだ、、ということになり、お値段的に、自分が買えそうなモデルがあるか、真剣に検討に入りました。。(今のところ、「競合」と言えるブランドが、Happy Hacking Keyboardシリーズくらいしか無いところが、Realfocreシリーズの強みなんでしょうね。。)
Realforceシリーズのモデル絞り込みをするうえで、判断軸となるポイントは、大きく、次の4点かと思います。
- テンキーの有無
- キー荷重(35g / 45g / 55g / 変荷重)
- 静音タイプか否か
- 日本語配列 / 英語配列
最初の「テンキーの有無」については、これまで書いてきたとおり、当方の場合、「テンキー」は必須なので、「テンキー有り」モデル一択です。
次に「キー荷重」については、正直、試し打ちをしてみないことには判断が難しいのですが、「打ち応え」感が欲しい人には45gがオススメな一方、プログラマーさんのようにとにかく「たくさん打ち続ける」ような人には「35g」がオススメとのことです。
う〜ん、悩ましい(笑)
まぁ、やはり、試し打ちしない限り分からないのですが、35gタイプのほうが「後発」なので、どちらと言えば「35g」のほうに興味がありますが、「35g」のほうがお値段が高いなら「45g」でいいや、って感じですかね。。
そしてお次は「静音タイプか否か」ですが、当方、平日はほぼ毎日「在宅勤務」をしていることもあり、平均して一日に最低でも3〜4回は「テレビ会議(オンラインミーティング)」があるんですが、その際、マイクをONにした状態でキーボードを打っていると、どうしても「タイピイング音」がマイクに拾われてしまうので、そういう意味では「静音タイプ」であるに越したことはないんですよね。
しかし、「静音タイプ」のモデルのほうが値段が「高い」んですよね・・(^^;
まぁ、「付加機能」としての「静音」なので、当然、値段は高くなりますよね。。
そして最後に「日本語配列 / 英語配列」ですが、、会社から支給されている仕事用のノートPCは、当然、「日本語配列」なので、それに合わせるのならば「日本語配列」ということになります。
一方、当方、プライベートの「Mac」については、長年、「英語配列(USキーボード)」のキーボードを使ってきており、先日satechiから買い換えた「ROCCAT VULCAN 121 AIMO」についても「英語配列」を選んだため、仕事用に関しても、「日本語配列」に拘らず、「英語配列」でも大丈夫です。
しかも、キーボードの”見た目”に関しては、「日本語配列」よりも「英語配列」のキーボードのほうが断然カッコいいです(^^;
なので、この「日本語配列 / 英語配列」については、「どちらかと言うと『英語配列』のほうが欲しいが、最終的には”価格”との兼ね合いで、もし、日本語配列のほうが安く買えるモデルがあるなら、『日本語配列』でもいいや」みたいな感じです。
ということで、めちゃくちゃ種類の多い「Realforce」シリーズのモデル選びへと移りましたが、前述のとおり、「静音モデル」になった瞬間に、どのモデルも高くなることが分かりました。
それと、当然ですが、「テンキーレス」より「テンキー有り」のほうが高いんですが、自分にとっては「テンキー有り」であることがマストなので、これは致し方ないですね。。
で、「テンキー有り」の現行モデル(Realforce第二世代)の中で最も安価なモデル「R2-JP4-BK-KP」というモデルのようなんですが、それでもお値段2万円超え。。
東プレ REALFORCE R2 日本語108配列 静電容量無接点方式 USBキーボード 荷重45g レーザー刻印 かな表記なし ブラック R2-JP4-BK
ですが、「静音タイプ」ではないですし、キー配列は「日本語」ですし、キー荷重も45gということで、正直、どれも当方が望むスペックではないんですよね。。
かといって、「静音モデル」を選んだ瞬間に高くなってしまうので、、新品で買うには高過ぎるので、念のため「中古」もリサーチしてみることにしました。
ちなみに、キーボードは「消耗品」ですし、クルマのサスペンションがだんだんへたってくるのと同様、キーボードのキーも使っていくうちにへたってくるでしょうから、なるべく「中古」は避けたいのですが、まぁ「新古品」レベルなら問題ないだろう、ということで、、「新古品」レベルに的を絞って探しました。
すると「R2S-USV-BK」というモデルの新古品が見つかりました。
スペックは、
- キー荷重=変荷重式(キーによって30g / 45g / 55gとバラけている)
- 静音タイプ
- 英語配列
ということで、キー荷重が「変荷重」というところが若干不安ではあるものの、トータルとしてはほぼ当方の希望どおりのスペックです。
しかも、新品に比べてかなり安くなっています。。
ということで、、、思い切って、この新古品の「R2S-USV-BK」に行くことを決意しました。
そして、先日、品物が到着したため、早速開封の儀を執り行うとともに、使ってみることとしました。
まず感じたのは、この「R2S-USV-BK」は重量が1.4kgもあるので、「重い!」ということです。
当方、前述のとおり、あくまでも「据え置き型」としての用途しか考えていないので、このずっしりとした重さは、大きな「安定感」を抱くことができるので、好印象です。
デザインに関しては、いかにも「地味」という感じですが、少なくとも、白いモデルよりは渋くてカッコいいと思いますし、あくまでも「仕事用」として使うため、このくらい地味なほうが”玄人感”があって、Goodだと思いました(^^;
で、兎にも角にも、その「極上の打ち心地」がどんなものなのか見せてもらいましょう、、ということで、早速、仕事用のノートPCに繋いで、その使い心地を確認してみることにしました。
使ってみたファーストインプレッションは、、、期待どおり「素晴らしい打ち心地」の一言です。
皆さんがよく言われているとおり、まさに「スコスコ」という感じの、非常に気持ちイイ打ち心地です。
これは確かに”病みつき”になりますね。。
そういえば、今回「Realforceシリーズ」に行く決意をするうえで、かなり”決定打”的に影響されたことがあるのですが、それは、ネットでも複数の書き込みがありましたが、この「Realforceシリーズ」や「Happy Hacking Keyboardシリーズ」の打ち心地を喩えた表現として、
「セブン銀行ATM(コンビニ)のテンキーの打ち心地」
とうことがありました。
確かに、各銀行のATMの中で、セブン銀行ATMのテンキーはめちゃくちゃスコスコしてて一番気持ちイイ、と以前から思っていたので、この一言にはかなり影響されましたね。
で、実際に今、リアフォを手にしてみて、確かに、極めてあのATMのテンキーの打ち心地に近い、と思いました。
それと、今回「中古」で購入しましたが、ほとんど新古品に近い状態の品物を購入しましたので、実際届いた現物も、ほぼ使用感を感じさせない、問題の無い品物でしたので安心しました。
ということで、憧れの「Realforce」がやってきて、早速、丸二日間、仕事で使用してみましたが、評判どおり、単純に「タイピング」ということに関しては、素晴らしい使い心地である、という印象です。
これだけ気持ちよくタイピングができると、今まで以上に仕事の能率も上がると思うので、併せて、仕事のクオリティまで上がってくれると嬉しいのですが、それに関しては、「キーボードの良さ」ではなく、自分自身の努力次第ですな・・・(^^;
東プレ R2-JPVM-BK REALFORCE R2 for MAC 日本語 フルキーボード (114配列 標準):シルバー/黒 レーザー印刷 変荷重
東プレ REALFORCE SA R2 テンキーレス 静音/APC機能付き 日本語 静電容量無接点方式 USB 荷重30g 昇華印刷(墨) かな表記なし ブラック R2TLSA-JP3-BK
東プレ REALFORCE R2 テンキーレス「PFU Limited Edition」日本語配列 (ブラック) PZ-R2TLSA-JP4-BK
東プレ REALFORCE R2SA フルキー「PFU Limited Edition」英語配列 (アイボリー) R2SA-US4-IV
東プレ キーボード REALFORCE104UB 英語配列 USB 有線接続 静電容量無接点方式 昇華印刷墨モデル 変荷重 ブラック XF11T0
HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/白