現地時間の6月3日(日本時間6月4日早朝)、毎年恒例のAppleによるWWDCが開催されました。
今回はなんと言っても、「OS祭り」という感じでしたね。
iOS、macOS、watchOS、tvOS、そして最大の目玉と言っていいiPadOSの、計5つのOS全てでボリューミーな内容が発表されました。
それぞれのOSのトピックの中で、特に、個人的に注目する点を以下のとおり挙げたいと思います。
iOS 13
- ダークモードへの対応
- Face IDのロック解除のスピードが30%速くなること
- アップデートのスピードが60%速くなること
- Sign in with Apple機能の追加(サービス毎にユニーク・メールアドレスを自動生成し、本当のアドレスの流出を防ぐ)
- 写真プレビューにおいて「年」「月」「日」毎に自動的にピックアップ
macOS Catalina
- iTunesがついに廃止され、その機能が、Apple Music / ポッドキャスト/ Apple TVの3つへと分割移行
- iPadのサブディスプレイ機能(「SideCar」)の標準化
Apple.com
Apple、macOS Catalinaを発表
watchOS 6
- Apple Watch専用のApp Storeの導入
- 当該アプリは、iOSアプリ無しでもApple Watch上で独立して動作可能
- Watch Face(文字盤デザイン)の追加
- ボイスメモアプリがApple Watchに対応
- このwatchOS 6は、Apple Watch Series 1以降で無料アップデート可
tvOS 13
- 新しいホーム画面の採用。画面上でフルスクリーンのビデオプレビューが再生可
iPadOS(新登場)
- iOSをベースとしつつも、iPad専用のOSとして登場
- ホーム画面をiPad用に強化
- Split Viewの強化。同一アプリを並列使用可
- カラムビューへの対応
- ファイルのプレビューへの対応
- USBメモリ、SDカードへの対応
- サードパーティのカスタムフォントへの対応
というような感じです。
中でも個人的に特に注目した点は青字にしました。
正直、macOSはもう少し大きな機能追加などがあればいいなと思いましたが、長年続いたiTunesとついにおさらばするわけですから、それだけでも十分だろ、という感じでしょうか(^^;
まぁ、私が気づいていないだけで、きっとまだまだ山ほど色々な機能があるんだと思うので、追ってお勉強したいと思います。
あとは、Apple Watchの着実な進化を感じられたのが嬉しいですし、watchOS 6がApple Watch Series 1以降で無料アップデートできる、というのも有難いです。
私は現在、Apple Watch Series 2を使っており、未だに、このSeries 2に満足しているので(且つ、お金も無いので(笑))、今のところ、新モデルに買い換える予定はないのですが、強いて不満を挙げると、Android WatchのようなWatch Faceの”着せ替え”ができないことです。
なので、昨年末、そもそもApple WatchからAndroid Watchへ買い換えることを画策し、幸か不幸か、それは、すんでのところで「未遂」に終わりましたが(^^; 、、今でも、その「Watch Faceでたくさん遊べること」を理由に、もしお財布に余裕があるなら、Apple Watchを新モデルに買い換えるよりも、そもそもAndroid Watchに買い換えたい、という思いはまだ燻っています。。
よって、今回のwatchOS 6の文字盤追加には結構期待してます。
ということで、、今回のWWDC2019は、さながら「OS祭り」という印象でしたが、ハードウェアも、大物が発表されましたね。
「Mac Pro」の新モデルと、組み合わせて使うディスプレイ「Pro Display XDR」が発表されました。
Mac Proは日本円で約65万円〜、ということで、まぁ、当方には関係ありませんが(笑)、そのルックスから早くも「おろし金」と言われているようですね(^^;
とはいえ、個人でこれが買える人が羨ましいです。
以上、簡単ではありますが、今年のWWDC2019における、個人的な注目点を挙げさせていただきました。
Apple.com
WWDC 2019のハイライトシーン