我が家のメインの掃除機として使ってきたダイソンのDC74が先日故障し、これまでも何度も不具合に悩まされてきたことから、DC74に関しては、購入してからまだ5年も経っていないものの、今回、他メーカーの新たな掃除機に買い換えることとしました。
買い換えるにあたり設定した前提条件は、主に次の5点です。
- スティック型
- コードレスタイプ
- 軽い(重量1.5kg以下)
- 予算3万円以内(理想は2万円以内)
- 耐久性や不具合について信頼できそうなもの
- デザインはできる限りカッコいいもの
1. スティック型
我が家は複数のペットがいることもあり、掃除機は毎日かけますし、同じ日に複数回かけることもあるので、使いたい時にサッと「手軽に使える」ということに重きを置くことから、キャニスター型ではなく、スティック型であることがマストと言っていい状況です。
2. コードレスタイプ
上記「スティック型であること」以上に最優先なのが、「コードレスであること」です。イヤフォンなどと同様、「それを使って体を動かす」という状況で使用する道具については、一度コードレスに慣れてしまうと、もう有線には戻れないですね。。特に掃除機の場合「体を動かす」というより「動きまわる」という表現のほうが適切だと思いますし、ケーブルから解放される便利さを知ってしまった今となっては、多少吸引力スペック等を犠牲にしたとしても、もう「有線タイプ」には戻れないですね。「コードレスタイプ」であることがマストです。
3. 軽い(1.5kg以下)
これまでメインに使ってきたダイソンのスティック型コードレス(DC74)に関して最も不満だったのは「耐久性に難あり(不具合が多い)」という点でしたが、その点に次いでネックだったのが「重い」ということでした。ここ数年で、ダイソンのスティック型も軽量モデルが出ているようですが、うちのDC74は2.3kgとかなり重く、男の私でも、なんだかんだで「片手」ではなく「両手」で持って使うシーンが多々ありました。そのため、次なる掃除機は、「片手」での使用が苦にならないよう、「1.5kg以下」の軽いモデルにすることを条件としました。
4. 予算3万円以内(理想は2万円以内)
ダイソンのDC74は、私が買った当時は6万円以上だったので(新発売時の価格は8万円以上だったそうです!(汗))、それこそ私にとっては、”清水の舞台から飛び降りる”思いで購入したんですが、そこまで高価だったにも関わらず、こんなに不具合が多くては辛いですね。そんなDC74も今では新発売当時の半額以下である3万円台半ばで買えるようです。まぁ、「感覚値」ではありますが、今回高価なダイソンを使ってみて思うのは、普通に考えて、私のような一般庶民だと、掃除機に3万円以上かけるのは、ちょっと高過ぎると、改めて思いました。10年くらい前の私なら、掃除機の適正価格は「1万円台」だと思ってましたね(^^; よって、「初心」に帰り、今回買い換える掃除機は、どんなに高くでも上限「3万円」、理想は「2万円以下」に設定しました。
5. 耐久性や不具合について信頼できそうなもの
繰り返しになりますが、今回、ダイソン以外のメーカーの掃除機に買い換えようと思った最大の理由は、これです。別に1万円以下のような掃除機であれば、多少、故障や不具合が多くても目を瞑ろうと思えるかもしれませんが、新発売当時8万円以上もしたような掃除機が、こんなに耐久性が無くては、そりゃ良い気分ではありません(笑) もちろん、「故障が無い電気製品」など無いと思いますが、やはり「掃除機」というものは、非常に”ハード”な使われ方をする製品だと思うので、「耐久性がしっかりしている」ということは、改めて重要であると、痛感しています。しかも、「高額」なモデルであれば尚更です。 よって、なるべく耐久性に信頼を置けそうなモデルを探したいと思いました。
6. デザインはできる限りカッコいいもの
私の「モノ選び」の全てに共通したベースの条件が、この「デザインがカッコいい」ということであり、これまでダイソンの掃除機を選んできた最大の理由の一つがこの「デザイン」面でした。ただ、これまでDC74の前に使っていたDC 19 T2を買った2013年から今まで約6年間ダイソンと付き合ってきて思うのは、やはり、「掃除機」に関しては、毎日使うものですし、「きちんと仕事をしてくれてナンボ」ということが大前提になるため、いくら「デザイン」が良くても、頻繁に故障したり壊れたりしては本末転倒、ということです。 そのため、もちろん「デザイン」がカッコいいことに越したことはありませんが、今回の「掃除機」については、多少デザインに不満があったとしても、上記5つの条件を優先することとしました。
以上、6点の条件を基に色々とリサーチを行い、最終的に候補に挙げたのが次の4つの機種です。
東芝 サイクロン式スティッククリーナー充電式 自走パワーブラシタイプホワイト【掃除機】 TOSHIBA TORNEO V cordless(トルネオ ブイ コードレス) VC-CL410-W
シャープ コードレススティッククリーナーバイオレット EC-AR2S-V EC-AR2S-V
マキタ(Makita) 充電式クリーナ 10.8V バッテリー・充電器付 CL107FDSHW
マキタ(Makita)充電式クリーナー18V バッテリー・充電器付 CL182FDRFW
総じて、まだまだ「スティック型コードレスタイプ」の掃除機は値段が高いですね。。人気モデルで「3万円以下」の機種はまだまだ少ないです。
そんな中、上記4機種に絞りましたが、「ダントツでコレ!」というモデルが無く、逆に言えば、どれを選んでも、それなりに満足できそうなモデルに思えたので、ここからどれか1機種に絞るのには、かなり悩みました。
色々と考えるうちに、ひねくれ者の当方としては(笑)、「普通の家電メーカーではないメーカーのモデルを使ってみたい」という想いが強くなり、以前から「マキタ」の掃除機は一度使ってみたいと思っていたこともあり、上記4機種のうち、まずは「マキタ」の2機種に絞ることとしました。(ちなみに、シャープのEC-AR2Sシリーズは、一番安いグレードでも3万円を超えてしまうので、そもそも予算オーバーだったんですが(^^; )
あとは「CL107FDSHW」にするか「CL182FDRFW」にするか、の選択ですが、これもまた悩みました。。
そりゃ、普通に考えれば、CL107FDSHWよりも1万円以上も高いCL182FDRFWのほうが、「スペック面’ではほぼ完全に勝ってますし、しかも、デザイン的にもCL182FDRFWの「取っ手」部分がブラックなのが妙にカッコいいので(笑)、「単純にどっちが欲しいか?」と聞かれれば「CL182FDRFW」と答えます。
しかし、CL182FDRFWは値段が2万円台半ば、ということで、3万円には収まっているものの、ちょっと高いですね。。これで故障とか「ハズレ」を引いてしまうと凹んでしまうでしょうし、やはり、価格はできる限り「2万円以内」に収めたい、と思いました。
しかも、今回の条件の中で、「スティック型」および「コードレスタイプ」ということの次に重要視していたのが「軽さ」なんですが、CL182FDRFWが1.5kgなのに対し、CL107FDSHWは1.1kg。この400gの差は、長く使っていけばいくほど、結構デカいと思いました。
余談ですが、以前、iPhone用のモバイルバッテリーについて、「大容量のほうが安心!」と考え、500gのモノを購入し、初めのうちは「まぁ、この程度の重さならなんとかなるだろう」と思って使い始めたものの、毎日それを鞄に入れて通勤しているうちに、かなりずっしりと重く感じるようになり、途中で結局、息子に譲り、私は200g以下の軽いバッテリーに買い直したことがあります。
なので、その時を境に私は、「携帯するモノ」を選ぶ際、「500g」という重さを一つの限界基準として考えるようになりました。
よって、今回候補に挙げた、2つのマキタの掃除機の重量差は約「400g」と、500gには100g足りないものの、結構大きな「差」だと考えています。
しかも、今まで2.3kgのDC74がかなり重たく感じており、1.5kgのCL182FDRFWであっても「かなり」軽く感じられるとは思いますが、1.1kgのCL107FDSHWであれば恐らく「劇的に」軽く感じることと思います。これだけ軽ければ、うちのかみさんもきっと喜んでくれるはず(笑)
くわえて、「価格」に関しても、CL107FDSHWだとCL182FDRFWに比べ1万円以上も安く、「15,000円以内」に収めることができます。
この値段であれば、精神衛生上、それほど気負わずに買える価格ですし、仮に万一「ハズレ」の個体を引いてしまったとしても、少なくともこれまでダイソン製品に感じたようなレベルの不満(こんなに高いお金出して買ったのに・・みたいな)までは抱かずに済むかな、と(^^;
ということで、、かなり悩みましたが、最終的に、ダイソンDC74に取って代わる、我が家のメイン掃除機は、マキタの「CL107FDSHW」にすることとしました。
マキタ(Makita) 充電式クリーナ 10.8V バッテリー・充電器付 CL107FDSHW
そして、今週火曜、CL107FDSHWがやってきました。
そのまま早速、開封の儀を執り行いました。
そして、早速、「試し使い」をしてみたかったので、まずはバッテリーを充電しました。
ちなみに、充電時間が速くてびっくり。この「充電時間」については、購入以前はそれほど重要視してなかったのですが、この充電器(DC10SA)およびバッテリー(BL1015)の組み合わせだと、20分少々で急速充電できちゃいます。素晴らしい。
そして、充電している間、掃除機本体を組み立てました。組み立てるといっても、ストレートパイプとヘッドを穴にはめるだけなので、3分もかかりません(笑)
ほどなくして、バッテリー充電が完了したので、バッテリーを掃除機本体に装着し、少し使ってみました。
いや〜、やはり、とにかく「軽い」ですね。予想どおり、これにはかみさんも大喜び(笑)
それと、何気にかみさんが特に喜んでいたのが、本体に搭載されているLEDライトです。ソファの下などの薄暗い所も、ライトが照らしてくれるので、掃除がしやすく、かみさんは非常に感心していました。
吸引力は、さすがにダイソンと比べるのは酷ですが、「パワフル」「強」「標準」の三段階があり、名前のとおり「パワフル」だとかなり強力ですね。その分、作動時間が「約10分」と短めなので、通常使用時は「強」がメインになりそうです。
いずれにせよ、トータルとしての第一印象は、価格を考えれば「かなりイイ」です。これなら毎日ガンガン使えそうな気がしました。
ちなみに、最後に余談となりますが、今回このCL107FDSHWを購入するにあたり、、更に値段を安くしようと思えば、
- 「掃除機本体」だけはマキタのものを買って、「充電器」と「バッテリー」は、いわゆる「サードパーティ」の互換機を買う
という方法を取れば、トータルコストを更に下げることができることを知りましたが、さすがに掃除機は毎日ガンガン使うものですし、スマホなどと違って、それなりにパワーを必要とする家電ですから、やはり、特に「充電器」はケチらないほうがよいと考え、くわえて、「1万円以上」とか値段に開きがあれば別ですが、トータルでも2〜3千円程度の差でしかないことから、素直にマキタの3点セット(掃除機本体・充電器・バッテリー)を購入した次第です。
ただし、今後のために「予備」のバッテリーは持っておいたほうがよさそうですが、ちょうど1年前、DC74のバッテリーが故障した際、サードパーティの互換バッテリーを購入し、今まで問題なく使えてきたことから、いずれ「予備」のバッテリーを買う際は、マキタ純正ではなくサードパーティの互換バッテリーを買うかもしれません。
とにもかくにも、我が家のメイン掃除機として、マキタ CL107FDSHWがやってきました。
デザインに関しては、なんの面白みもない、まさに「業務用」といった感の、白一色の硬派な掃除機ですが、こうやって実物を目にしてみると、当初、写真で見ていた時よりも、「意外とカッコいいじゃん?」と思いました(笑)
なんとか5年くらいは、大きな故障なく保ってくれたらいいですね。