DELLフラッグシップ『XPS 16(2025年モデル)』アンバサダーモニターレビュー——完全ゲストモードで試した、素のポテンシャル

※本記事は、DELLのアンバサダープログラムのモニター参加に伴いXPS 16(2025年モデル)の貸与を受けて執筆しています。

DELLのフラッグシップノートPC「XPS 16(2025年モデル)」のアンバサダーモニターに応募したところ、当選の通知が届きました。今まで何度か応募し、落選し続けていたのですが、ついに当選です(笑)

インテルCore UltraにRTX 50シリーズを搭載した、ハイエンド構成のマシンです。貸与期間は1ヶ月弱。返却を前提とした借用機であるため、本レビューはメインアカウントへのログインを一切行わず、ブラウザのシークレットモードと標準機能のみを使用した「完全ゲストモード」での使用レポートとなります。

目次

機能美の塊。長年のApple信者が、素直に脱帽した理由

まず外観から話をしたいと思います。

このXPS 16、キーボードを開いて最初に目に入るのが、タッチパッドの「境界線のなさ」です。パームレスト全体がガラスで覆われており、「どこまでがタッチパッドなのか」が視覚的にはわかりません。指を滑らせて押し込んでみると、物理的に沈み込むのではなく、「カチッ」という感触が指に伝わってきます。ハプティックフィードバック——触覚で「クリックした」と錯覚させる技術です。これが実に自然で、使い始めて数分で違和感がなくなりました。

キーボード上部には、LEDで浮かび上がる静電容量式のファンクションキー列。物理的なキーではなく、光と触感だけで操作するその仕掛けは、最初は少し戸惑いますが、慣れると他の形がむしろ野暮に思えてきます。

アルミ削り出しの筐体の質感については、長年MacBookのデザインをノートPCの美的基準として位置づけてきた立場から見ても、このXPS 16が持つ「余計なものを徹底的に削ぎ落とした」美しさは完成度が高い。「機能が形を決める」という設計思想が、外観のすみずみまで貫かれています。

”境界レス”なタッチパッドが未来的

YouTubeはゲストモードで。有機ELディスプレイとクアッドスピーカーの実力

ブラウザをシークレットウィンドウで開き、YouTubeを匿名のまま再生してみました。

このXPS 16のディスプレイは4K有機EL(OLED)。F1の走行映像や映画のトレーラーを流してみると、まず「黒の深さ」に目が止まります。液晶特有のバックライトの白みがなく、暗部が本当に暗い。映像表現のクオリティは、ノートPCとして現時点でトップクラスと言っていいと思います。

音についても、想像以上の水準でした。というか、このXPS 16で個人的に一番感動したのが、この”音の良さ”です。キーボード両脇に配されたクアッドスピーカーから80年代洋楽やEDMを鳴らすと、音が薄く広がるのではなく、立体的に広がっていく感覚があります。また、サウンドそのものがとてもクリアで美しいと思いました。ノートPCのスピーカーとしては、明らかに次元が違います。

AI機能のレスポンス

キーボードのCopilotキーを押すと、即座にAIが起動します。処理が返ってくるスピードは、作業の思考の流れを妨げないレベル。「待たされる」感覚がないだけで、作業効率が体感として変わります。

電源ボタンを押した瞬間に画面が点灯し、AIがすぐに使える状態になっている——この立ち上がりの速さは、ハイエンドスペックの恩恵を最も直接的に感じられる部分のひとつです。

総評

メインアカウントへのログインを一切行わず、シークレットモードと標準機能のみで使用したXPS 16のレビューをお届けしました。

外観の質感、4K有機ELディスプレイの表現力、クアッドスピーカーの音質、AI処理のレスポンス——深い設定を行わない状態でも、このマシンがDELLのフラッグシップである理由は十分に確認できました。余計なデータが入っていないからこそ、素のポテンシャルを純粋に体感できたとも言えます。

ただ、今回のXPS 16のスペックは、CPUやメモリが標準グレードではなく、オプション扱いの上位パーツに換装されていましたので、おそらく標準売価は確実に70万超えだと思われます(^^;

欲しくてもそう簡単に買えるものではないですが、思い切って買っておけば、少なくとも向こう5年以上はストレスを感じることなく使えるんだろうな、と思えるモデルでした。

ということで、今回のモニター企画、今後のPC選びに向け、貴重な体験をさせていただけました。1ヶ月で返却するのがモニタープログラムの条件です。できれば、モニター特典として20万円くらいで売っていただければ最高なんですが(^^;

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この記事を書いた人

1969年生まれのガジェット好きおじさん。

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