先月、JCW GP2を納車して以降、「このカテゴリの商品が欲しいのに、ヨサゲな一品がなかなか見つからない」というようなモノがいくつかあるのですが、、そのカテゴリの一つが「スマホホルダー」です。
いや、正確には、GP2納車前のブレラ(2台目)に乗っていた時から、この「スマホホルダー」は悩みのタネでした。
というのも、当方、クルマに取り付けるスマホホルダーは、あまり仰々しくない形(&大きさ)、且つ、スマホの脱着がしやすいタイプのモノが好みなので、ここ数年ずっと、こじんまりとしたマグネットタイプのモノを使っていました。





これらのマグネットタイプのモノは、ダッシュ周りのデザインを邪魔せず、しかも、スマホの脱着がめちゃめちゃラクで、くわえて磁力も強力なので、走行中にスマホが落下したりする心配も皆無だったことから、大変気に入っておりました。(もう一点、重要なことがありました。非常に「安価」であることもポイントです)
しかし、昨年12月に、iPhoneを6SからXSに乗り換えたことで、これまで使ってきた、このマグネット式のスマホホルダーが使えなくなってしまいました。
というのも、当方、2010年に3GSを購入してから現在までの9年余り、ずっとiPhone一筋ですが、昨年12月まで使っていた6Sの時までは、スマホケースについては全て「手帳式」しか使ってきませんでした。
手帳式の場合、カバーを閉じておけば画面はカバーに覆われて見えないので、iPhoneをテーブル等に置く時は、常に画面側を上に向けて置きます。つまり、画面を下にした状態(=本体の裏側が上に向いた状態)で置いたりすることはほとんど無いので、何が言いたいかというと、手帳型のスマホケースの場合、ケースの裏側はほとんど人前にさらすことが無いことから、マグネットホルダーにiPhoneを装着する際の「メタルプレート」を、さほど躊躇なく、ケースの裏側に貼りつけることができました。
要は、この「メタルプレート」的なモノをiPhone側にも付けておかないと、マグネットタイプのスマホホルダーは機能しないですが、スマホケースの上からメタルプレートを付けると、どうしても、スマホケースのデザインを損ねてしまうので、その点は、マグネットタイプのスマホホルダーの唯一の「欠点」かもしれません。もちろん、スマホケースの上ではなく、逆に「内側」、つまり、iPhone本体とスマホケースの「間」にメタルプレートを入れれば、透明なスマホケースでもない限り、外からは見えないので、デザインは犠牲にしないのですが、プレートがケースの中に入っている分、どうしても、マグネットへの吸い付き(磁力)が弱くなってしまい、走行中にスマホが落下したりする危険があります。
しかし、手帳型のスマホケースの場合、前述のとおり、ケースの裏側を上にして置いたりすることはほとんどないので、ケース裏側にメタルプレートを貼ることで、デザイン上、ちょっとダサくはなりますが、それが人目に晒されることはほとんどないため、「まぁいいや」みたいな感じで、私はメタルプレートを貼ってました。




丸い部分がスマホホルダー用のメタルプレート。
しかし、6SからXSに乗り換えた際、気分転換にイメチェンしたくなり、手帳式から初めて、通常の片面タイプのスマホケースに換えました。




このケース自体は、今でもとても気に入っているのですが、さすがにこのケースの外側にメタルプレートを貼るのは、あまりにもダサくなるので気が引けます。。
それに、この片面タイプのケースの場合、例えば商談の際等、人前でテーブルの上にスマホを置く場合、あまり画面を上にした状態で置きたくはないので、私の場合、いつも画面は伏せた状態、つまり、上記写真のように、ケース側を上にして置くことが多いです。
となると、メタルプレートを貼った状態で、人前に晒すことになるため、やはり、ケースの上からメタルプレートを貼るのは、個人的には「あり得ない」という結論に達しました。
そこで、このメタルプレートを、ケースの中に、つまり、iPhone本体(裏側)とケースの間に挟む形にして、マグネットホルダーに装着してみたところ、、クルマが止まっている状態だと、なんとかホルダーにくっついているのですが、クルマを走らせた途端、ちょっとした振動で、すぐに、ズルッとホルダーから滑り落ちてしまうことが分かりました(T_T)
要は、私のこのスマホケースは分厚いので、ケースの中にメタルプレートを入れると、強力な磁力を持つマグネット式ホルダーをもってしても、十分な磁力を得られないようです。。
それと、もう一つ、別の問題も発覚しました。
というのも、、もしや?と思い、メタルプレートをスマホケースの中に入れた状態で、ワイヤレス充電器に乗せてみたところ、案の定、充電がされないのです(>_<)
ケースの中のメタルプレートが邪魔をし、ワイヤレス充電のセンサー部が反応しないのだと思われます。
そこで、スマホケースの中のメタルプレートの位置を、ケースの端のほうに移して、再度トライしたところ、今度は、ちゃんと充電が始まりました。
けれど、そうは言っても、メタルプレートをケースの中に入れた状態であれば、うっかりしていると、ワイヤレス充電器に乗せても、実は充電されてなかった、ということが起こり得ると思いました。
ということで、残念ながら、「メタルプレートをスマホケースの中に入れる」という方法は、選択肢から外さざるを得ない状況となりました。
ということは、延いては、クルマのスマホホルダーとして、マグネットタイプのホルダーを使うこと自体を諦めざるを得ない、ということになります。。。
ただし、ブレラに乗っていた時は、Apple CarPlayのヘッドユニット(カロッツェリア FH-9400DVS)を搭載していたので、クルマに乗っている最中に、iPhoneの画面を見なくても、ほとんど事足りる状況だったことから、無理してiPhoneをスマホホルダーに装着しないで、助手席シートの上とか、コンソールボックスの上とかに無造作に置いても、なんとかなっていたため、「スマホホルダー問題」については、そのまま放置していました。
そうこうしているうちに、先月、ブレラからGP2に乗り換えたわけですが、、当初は、ブレラに搭載していたFH-9400DVSをGP2に移設することを考えていたんですが、当方が購入したGP2には、5年前とはいえ、サイバーナビの当時のフラッグシップモデルが搭載されたいることが判明し、しかもリアカメラだけでなくフロントカメラも着いていてドラレコ機能もあったりすることから、さすがに、これを取り外してFH-9400DVSに載せ替えるのは、ちょっと勿体無いし、載せ替え作業も大掛かりになることから、GP2はサイバーナビのままでいくことにしました。
となると、Apple CarPlayが使えなくなるので、クルマに乗車中も、安全にiPhoneが操作できるよう、スマホホルダーがないと、ちょっと不便です。
そんなわけで、GP2を契約して以降、納車前の段階からずっと、どんなスマホホルダーがいいか、かなり時間をかけてリサーチしたんですが、結果として、諸手を挙げて「コレだ!」と言えるようなホルダーは見つかりませんでした。いや〜、「ごとき」と言ったら失礼ですが、スマホホルダーごときでこんなに悩むとは思ってませんでした。。
ちなみに、候補に挙げたのは、
カロッツェリア(パイオニア) 電動オートホールド式 ワイヤレス充電 スマートフォンクレイドル 車載ホルダー SDA-SC500
といったような、
- エアコン吹き出し口用
- ワイヤレス充電対応
- 自動開閉
などを満たした機種でした。
しかしながら、特にこの「自動開閉」機能には結構憧れていた(笑)ものの、レビューを読んでいると、誤作動や故障のリスクは拭いきれないようですし、かといって、スマホの脱着をする際、一度「マグネットタイプ」の「超絶ラクさ」を知ってしまった今、いちいち「手動」で開け閉めするのは面倒くさいなぁ、ということもあり、なんだかんだで、ポチるところまではいかず、もうしばらくこの「スマホホルダー問題」を放置する可能性もあったものの、、そんな中で、先週、Amazonプライムデーが開催され、Ankerの「PowerWave 7.5 Car Mount」という機種がお安くなっているのを発見しました。
Ankerは信頼の置けるメーカーだと思ってますし、元々この機種も候補に挙げかけていたものの「自動開閉」ではなく「手動開閉」であることがネックでした。
それと、商品説明を見ると、まさにMINIのような、エアコン吹き出しが「丸い」タイプにはそもそも「装着不能」という説明書きもあったため、一旦候補からは外していました。
しかし、よくよくリサーチしてみると、上記のとおり、「自動開閉」システムについては、いまいち十分な信頼を置けるのか、というところに不安があり、一方で、このAnkerの「PowerWave 7.5 Car Mount」は「手動開閉」ではあるものの、十分「片手」だけで、且つ、簡単に脱着ができそうなシステムであることが分かってきました。
となると、最後のハードルは、説明書きで謳われていた「(MINIのような)丸型のエアコン吹き出し口には装着不能」という部分です。
ただ、エアコン吹き出し口への「アタッチメント箇所」の形状の画像をよくよく見てみたところ、どうも、MINIのエアコン吹き出し口ならば、なんとか装着できるのではないか、と思えてきました。
さすがに、現在のところ、R56でこの「PowerWave 7.5 Car Mount」を装着している人のレビューをネットで発見することができなかったので、せっかく買っても、装着できなかったら意味がないことから、悩みましたが、いつもネットのレビューには助けられているので、「まぁ、たまには自分が人柱になってやろう(笑)」と思い、思い切って、ポチることとしました。
そして先日、品物が届きましたので、本日、GP2への装着作業を行いました。




まぁ「装着作業」といっても、スマホホルダーなので、普通であればめちゃめちゃ簡単な作業のはずですが、今回は上記のとおり、そもそも「R56のエアコン吹き出し口に装着することができるのか?」ということが怪しい状態での購入だったことから、作業の成否はその点にかかっています。
そして、恐る恐る、アタッチメントの、GP2のエアコン吹き出し口への装着をトライしてみたところ、願いが通じて、なんとかうまく(かろうじて?(^^; )取り付けることができました(^^)




ちなみに、エアコン吹き出し口用のアタッチメントは、最初から本体に着いている「通常タイプ」に加え、「予備タイプ」の2種類が同梱されていたので、試しに、「予備タイプ」のほうでも試したみたんですが、あいにく「予備タイプ」のほうではアタッチメントの長さが足りなくてうまく取り付けることができず、「通常タイプ」のほうだと、なんとか取り付けることができました。




R56のエアコン吹き出し口には合いませんでした。
最大の懸念であった「そもそもR56のエアコン吹き出し口に、アタッチメントを装着できるのか?」という問題をなんとかクリアしたので、あとは、シガーソケットを使って、商品に同梱されていたUSBケーブルを繋ぎます。




そしていよいよ、iPhone XSを「PowerWave 7.5 Car Mount」の本体に乗せてみたところ、以下の画像のとおり、無事、ワイヤレス充電がされました(^^)








それと、この「PowerWave 7.5 Car Mount」は、スマホ脱着の際、「自動開閉」ではなく「手動開閉」タイプなんですが、この点も、杞憂に終わりました。
というのも、想像していた以上に「脱着」が簡単且つ一瞬の操作で行うことができ、ちょっと感動しました(笑)
これなら、とっさにiPhoneを「装着したい」or「取り出したい」時も、何の苦もなく片手で一瞬でできると思います。
しかも、「自動開閉」のような誤作動や故障等の心配もないので、レビューにも同じことを書かれている人が複数おられましたが、むしろ「自動開閉」よりも確実に操作が行えるのでイイと思います。
それと、やはり車内でも「ワイヤレス充電」ができるのは、非常にありがたいですね。作業的には、ちょっとした「差」でしかないものの、充電するために、いちいちケーブルを抜き出しするのは面倒なので、ワイヤレス充電できるに越したことはないと思いました。
ということで、先日のプライムデーで購入したこの「PowerWave 7.5 Car Mount」がなんとか無駄にならなくてよかったです。
【追伸】 上記のとおり、私の場合は自分のGP2のエアコン吹き出し口に、この「PowerWave 7.5 Car Mount」をなんとか装着できましたが、Ankerによる商品説明では、あくまでも「(MINIのような)丸型のエアコン吹き出し口への装着は不可」と謳われているため、R56等への装着を検討される場合は、ご自身の責任で作業していただけますようお願いいたしますm(_ _)m