本日のガジェット 「SONY α7RⅢ」

先日、PCや外付HDDの中の過去ファイルの整理をしていたところ、昔、Panasonic 「LUMIX DMC-GF1LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH. H-H020」(いずれも既に手放した)の組み合わせで撮影した画像ファイルが出てきて、そのカリカリの解像感に今更ながら衝撃を受けたことがきっかけで、またこの通称”神レンズ”と呼ばれている「LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH. H-H020」を使って撮影してみたい、という欲求に駆られ、新たな「メインカメラ」を購入することとしました。

ちなみに当方がこれまで使ってきたカメラは、次のとおりです。

Canon EOS kiss 初代(フィルム)(初めて買った一眼レフ)  ・・・既に手放した
RICOH DC-2L(初めて買ったデジカメ)  ・・・既に手放した
Canon IXY DIGITAL 200  ・・・既に手放した
Panasonic LUMIX DMC-FX07
Nikon D50(初めて買ったデジイチ)  ・・・既に手放した
OLYMPUS E-300  ・・・既に手放した
Panasonic LUMIX DMC-GF1  ・・・既に手放した
OLYMPUS PEN Lite E-PL1  ・・・既に手放した
SONY NEX-5  ・・・既に手放した
Canon EOS Kiss X5
SIGMA DP1s
SIGMA DP2x  ・・・既に手放した
Canon PowerShot G9 X

この中で、当方が最も気に入っているカメラが「SIGMA DP1s」でして、Foveonセンサーの解像感・立体感に魅了されており、一眼レフの「Canon EOS Kiss X5」を差し置いて、今でも当方の「メインカメラ」に君臨しております。

しかし、SIGMA DP1sについては、操作性に難があり、正直、このままメインカメラとして使い続けるのがちょっとしんどくなってきていたところでした。

かといって、Canon EOS Kiss X5については、「Kiss」シリーズだけあって、大きな不満は無い、非常に使いやすい一眼レフであるものの、肝心の画としての「発色」があまり自分の好みではなく、このままメインカメラとして使っていくには、これまたちょっとしんどい状況です。

そんな中で、今回、昔、「LUMIX DMC-GF1LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH. H-H020」の組み合わせで撮影した画像ファイルが出てきて、その「カリカリ」な解像感に、改めて衝撃を受けた(「解像感」という点では、Foveon(DP1s)より上かも)ことで、もう一度この「LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH. H-H020」でどうしても撮影してみたくなったことから、今回、

ボディ: マイクロフォーサーズ機
レンズ: LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH. H-H020


という組み合わせで、カメラを新調することとしました。

ただし、最終的に1つの機種に決めるまで、相当悩みました。

以下、時系列順で、当方が購入候補として考えたカメラを挙げたいと思います。詳細は割愛しますが、下記に挙げた機種は、どれも1機種、1機種ずつ時間をかけてリサーチをし、「ポチり」そうになっては考え直し、ということを繰り返し、かなり長い時間(下手すると100時間以上)をかけて検討しました。

PEN E-PL8

PEN E-PL9

OM-D E-M10 MarkIII

OM-D E-M5 MarkII

OM-D E-M1 MarkII


OLYMPUS ミラーレス一眼カメラ PEN E-PL9 レンズキット ブラック

OLYMPUS ミラーレス一眼カメラ OM-D E-M10 MarkII EZダブルズームキット シルバー

OLYMPUS ミラーレス一眼カメラ OM-D E-M5 MarkII ボディー ブラック E-M5 MarkIIBody BLK

と、ここまでは、「LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH. H-H020」がそのまま使えるマイクロフォーサーズ機で検討していたんですが、ここへきて「いつかは『フルサイズ』」という”悪魔の囁き”が聞こえてきたことから(笑)、念のため「フルサイズ機」も検討することにしました。

SIGMA fp

Canon EOS 6D

EOS 6D Mark II

Canon EOS RP


SIGMA フルサイズミラーレス一眼カメラ fp & 45mm F2.8 DG DN kit ブラック 937317

Canon キヤノン デジタル一眼レフカメラ EOS 6D Mark II ボディ EOS6DMK2-A ブラック

しかし、やはりここで「フルサイズは、やはり値段が高過ぎる。自分には無理だ・・・」ということが改めて分かり、、再び、マイクロフォーサーズ機へと矛先を戻しました。

OM-D E-M1 MarkII(再度浮上)

OM-D E-M5 Mark III

OM-D E-M1 MarkⅢ

そして、散々悩みに悩み、ここで一旦、OM-D E-M1 MarkⅢ」を買おう、と決意しました。

ただし、この「OM-D E-M1 MarkⅢ」は、当初予算(カメラ+レンズで7万円くらいまで)を、3倍以上上回る、自分にとってはあまりにも高い買い物になることから、後になって後悔しないよう、「OM-D E-M1 MarkⅢ」に関する更なるリサーチを続けていく中で、ふと、「こんなに高いお金を出すのなら、やっぱり、更に頑張って、思い切って『フルサイズ機』に行ったほうがいいのでは?」という思いが再び巡ってきました。。

そして、現時点での「暫定」はあくまでも「OM-D E-M1 MarkⅢ」でありつつも、最後に、もう少しフルサイズ機の再検討もしてみることにしました。

そこで候補に挙げたのが、

SONY α7 Ⅲ

SONY α7R Ⅲ

の2機種です。

最終的に、「OM-D E-M1 MarkⅢ」「SONY α7 Ⅲ」「SONY α7R Ⅲ」の3つに絞り、そこから悩みに悩みに悩みに、そして更に悩み、というくらい悩み(笑)、、ついに出した答えは、

SONY α7R Ⅲ

でした。

 α7R Ⅲ SPECIAL CONTENTSサイト

もちろん、新品はとてもじゃないですが、自分には手が出る価格ではないので、中古です。

元々「PEN E-PL8」とか「PEN E-PL9」の中古で考えていたことを思えば、自分でも、まさかこんなことになるとは・・・という心境です(^^;

個人的には、「OM-D E-M1 MarkⅢ」でも自分には十分過ぎるほど素晴らしいカメラだと思えましたし、当方、元々OLYMPUS機の「発色」が非常に好みでした。しかも「OMシリーズ」って、デザインもめちゃめちゃカッコいいですよね。

くわえて、マイクロフォーサーズ機なら、レンズは安いので、「頑張ってカメラ本体を買ったはいいが、(フルサイズ機のように)レンズが買えない(泣)」みたいな状況にもならず、色々とレンズも揃えていけると思ったので、ほぼ、「OM-D E-M1 MarkⅢ」を買うことで気持ちは固めていたのですが、、結局、フルサイズ機の「α7R Ⅲ」に行ってしまいました。

最大の決め手は、やはり最後は「フルサイズへの憧れ」が断ち切れなかったことです。

また、数あるフルサイズ機の中から「α7R Ⅲ」を選んだことについては、現在の「ミラーレス一眼」の中では、コスパという点で、SONYのαシリーズが頭一つ抜けている、と思えたことと、、最後まで「α7 Ⅲ」とで悩みに悩みましたが、最終的には「4240万画素」という、現時点での「突き抜けた」世界まで行ってみたかった、というようなことが決め手です。

それと、上記のとおり、当方、昔、同じSONYのNEX-5を使っていたことがあり、その”ガジェット感”満載のデザインは気に入っていたものの、肝心のカメラとしての「発色」がイマイチ好きになれなかったので、そういう意味では、今回、SONYのカメラに行く(しかもフルサイズ機のような高い機種)のは、ちょっと心配していたんですが、このα7R Ⅲで撮影された様々な「作例」をネットで徹底的に調べた結果、「これなら満足できる」と思えましたし、兄弟モデル(且つ最新機)であるα7 Ⅲよりも、好みの発色であることも確認できた(「差」は僅かですが・・)ので、α7 Ⅲに行くこととした次第です。

さて、「カメラ本体」は決まったものの、「レンズ」が無くては、話になりません(笑)

レンズ選びもそれなりに悩みましたが、、カメラ本体を選ぶために費やしたリサーチ時間は、下手すると100時間を超えたかもしれませんが(^^;、、それに比べれば、レンズ選びは、10時間もかかってないかもしれません。

というのも、フルサイズ機のレンズは高いので、元々、1本しか買えないと思っていたことから、「これ!」という、汎用性の高い1本で運用しようと思っていたため、そうなると、選択肢自体なかなり限られるからです。

結果、選んだレンズは、

FE 24-105mm F4 G OSS(SEL24105G)

です。


ソニー SONY ズームレンズ FE 24-105mm F4 G OSS Eマウント35mmフルサイズ対応 SEL24105G

このレンズも、SONYのフルサイズマウントで「どれか1本選べ」と言われたら、筆頭に挙がる、非常に評判の高いレンズのようです。(いわゆる”神レンズ”的存在)

ちなみに、他の候補としては、以下のようなレンズを考えていました。

Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS

FE 20mm F1.8 G

Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA

TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD


ソニー SONY ズームレンズ Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS Eマウント35mmフルサイズ対応 SEL1635Z

ソニー SONY 単焦点レンズ FE 20mm F1.8 G Eマウント35mmフルサイズ対応 SEL20F18G

SONY 単焦点レンズ Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA フルサイズ対応

タムロン 28-75mm F/2.8 DiIII RXD(Model:A036)※ソニーFEマウント用レンズ(フルサイズミラーレス対応) TA28-75DI3RXDA036

どれも皆、魅力的なレンズですが、自分としては、レンズに関しては当面「1本のみ」の運用しかできないと思うので、最も汎用性が高そうな「FE 24-105mm F4 G OSS(SEL24105G)」を選んだ次第です。

フルサイズセンサーをついに拝めました

憧れの「フルサイズ機」に、このレンズを装着し、初めて手に持ってみた感想は、「お、重い・・」(^^;

もちろん、組み合わせるレンズ次第、ということもあるでしょうが、それにしても、、想像していた以上に、フルサイズ機は重いですね。。

まぁ、でも、そのほうが、私のような貧乏性の人間には、「より大切に扱おう」という気になれるので、良いと思います(笑)

カメラもレンズも、一昨日届いたのですが、一昨日から今日まで3日連続で雨だったことと、仕事も忙しかったので、、雨に濡れないよう、自宅玄関前でまだ5枚程度、試し撮りをしただけですが(しかも「AUTOモード」で撮影(^^; )、「フルサイズで4240万画素」の片鱗は垣間見れた気がします。

上の写真をトリミングしたもの
「G」の文字辺りにピントを合わせています
上の写真をトリミングしたもの

ということで、当初の予定だったLUMIX G 20mm/F1.7 ASPH. H-H020」を使って撮影したい、ということからはかなり”かけ離れた”結末となってしまいましたが、、、自分が撮る写真について、もはや「道具」的には、一切、言い訳ができない状況になりましたので(笑)、宝の持ち腐れにならないよう、まずは「α7R Ⅲ」の「使い方」をきちんとお勉強したいと思います(^^;

※今回、α7R Ⅲへの購入記は、こちらにも”小説仕立て”で載せております(笑)↓

 <The Riddle: カメラ熱 再び。【その1】

 <The Riddle: カメラ熱 再び。【その2】

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