本日のゴルフR カスタム 「COX Original Spring Kit Golf VII R、装着」

先週末、ゴルフ 7.5 Rに、 念願のOZ Superturismo Evoluzioneを装着しましたが、(完全に”自己満”ではありますが(^^; )想像以上に、当方の「ピュアホワイト」のゴルフ 7.5 Rに、デザイン的にマッチしてくれたという印象を受けており、満足しています。

ただ、”車高”がノーマルのままですし、ホイールのサイズも純正時と同じ18インチを選択したこともあり、タイヤハウスの”隙間”が気になることは最初から分かっていました。。

Superturismo Evoluzione 装着直後の写真。

なので、実は、 Superturismo Evoluzioneを発注したのとほぼ同じタイミングで、「ダウンスプリング」もポチっていました。

先日のブログに書いたとおり、「ホイール選び」に関しては、これでもか、、というくらい、めちゃくちゃ悩みましたが、、一方、「ダウンスプリング」については、ほとんど迷わずに済みました。

というのも、まず、ゴルフ 7.5 Rは、電子制御サスペンションが標準装備されており、それによってDCC(アダプティブシャシーコントロール)が機能するため、レースをやる等、余程の理由が無い限り、サスペンションごと替えてしまうのは勿体無いです。

なので、ローダウンしようと思うと、必然的に「スプリング」のみを変えるのが基本となりますが、そのスプリングについても、下手に車高を落とし過ぎるようなものだと、これまた、DCCの制御に影響が出てしまうため、理想としては、

 ・ DCCの機能に支障をきたすことなく、程よく車高を落とすことができ、くわえて、欲を言えば、乗り心地も悪化しない

そんなスプリングがあれば”満点”です。

で、レビュー記事などをリサーチするうちに、ゴルフ 7.5 Rやゴルフ 7Rにおいて、それを満たしてくれる可能性が最も高いのは「COX」のゴルフ 7&7.5R専用スプリングのほぼ一択、と言っていい状況であることが分かったからです。(もう1つ、対抗馬があるとしたら、アイバッハのゴルフR用スプリングも、なかなか高評価のようです・・)

なので、当方、車高を落とすための「スプリング」は、早い段階で、「COX」の商品に”決め打ち”していました。

その商品がこちら(↓)。


んでもって、このCOXの「Original Spring Kit Golf VII R」の現物は、先週末、ホイール(&タイヤ)交換をする日よりも前に、既に当方の自宅に届いていたんですが、ホイールを発注した、フジ・コーポレーションでは、足回り(スプリングやサス)の交換作業等は対応していない、とのことであり、くわえて当方、今回、ホイールもスプリングも替えた後、最終的に、「アライメント」もやろうと思っていましたんで、、まずは先に、ホイール(&タイヤ)をフジ・コーポレーションで交換していただき、その後、スプリング交換を依頼するお店で、一緒にアライメントもやっていただこう、、という段取りにすることとしました。

そして先週末、ホイール交換ができたので、今度は今週、スプリングの交換およびアライメントの実施と相成りました。

今回、スプリングの交換作業を依頼したのは、知人から紹介してもらった日高市にある「クリエイトカンパニー」というカスタムショップさんです。(現時点では、大々的なウェブサイトは設けていないようです)

ちなみに、中古車販売も手がけておられるようで、そちらは、川越の「リベルタ」というショップさんです。

現在の販売車両(在庫車両)をチラ見したところ、ランボのウラカン、ガヤルドとか、ポルシェ 718ボクスターなどなど、凄いクルマが取り扱われています(^^;

なので、この「クリエイトカンパニー」さんでは、ランボルギーニ等の超高級車のメンテも得意とされているようなので、そういう意味では”腕”も確かだろうと思い、今回、作業をお願いすることとしました(くわえて、パーツの持ち込み作業も歓迎、且つ、作業料金も良心的、とのことなので)。

そして、今週水曜、ゴルフ 7.5 Rをこのショップさんに預けにお邪魔したところ、案の定、作業ピットのリフターには、ウラカンが。。(^^;

この日は、クルマを預けたのが夕方だったため、代車にハリアー(2代目)をお借りして、帰宅しました。

ハリアーは既に現行型は4代目になってますけど、、このハリアー、2代目とはいえ、めちゃくちゃ乗り心地が良かったです(^^;

そして翌日、スプリング換装の作業が終わったとのことで、ご丁寧に、作業風景の写真が複数枚、送られてきました。当方、作業シーンを見てないだけに、こういう気遣いがあるのはありがたいですね(^^)

そして、アライメントは、翌日の金曜に実施していただくことになりました。

ちなみに、アライメント調整に関しては、クリエイトカンパニーさんには専用設備が無いらしく、タイヤ館への委託整備となりました。

なので、作業風景の写真はありませんが、アライメント調整結果のデータはきちんと頂けました(↓)

ということで、無事、COXスプリングへの交換とアライメント調整が無事終わり、ゴルフ 7.5 Rが戻ってきました。

まず、ローダウンした”見た目”ですが、、まさに多くの方がレビューされているとおり、「程よい」落ち具合で、個人的にも非常に満足です。”やり過ぎ”な感のない、これくらいが個人的にちょうど良いススタイリッシュ加減かと思います☆

ただし、実は、一つ心配していた点がありました。

というのも、先週末、ホイール交換をした時のブログ記事に、ホイール交換後の”乗り味”に関するレビューは書かなかったんですが、、純正ホイールからOZ Superturismo Evoluzioneに履き替え、まず感じたのは、乗り味が”軽やか”になったことです。

これは乗り出してすぐに感じました。

今回、ホイールと同時に、タイヤをブリヂストン ポテンザからミシュラン パイロットスポーツ4に替えましたので、多かれ少なかれ、タイヤの影響も絡んでくるとは思うものの、「乗り心地が良くなった」というよりも、「軽やかになった」という感じ方だったので、やはり、ホイールのほうが強く影響しているものと思われます。

確たるデータが無いものの、色々と調べたところ、ゴルフRの純正ホイールよりも、OZ Superturismo Evoluzioneのほうが、ホイール1本あたり、おそらく2〜3kgは軽くなっていると思われます。

なので、それが4本分ですから、バネ下重量的には、かなり効いていると思うので、やはりそれが”軽やか”に感じるようになった主要因だと思っています。

一方、段差や凸凹道などを通過した時の”突き上げ感”は、純正ホイールの時よりも、若干、大きくなった印象です。

まぁ、普通に考えると、”軽やかになる”ということは、その分、跳ねやすくなり”突き上げ”も大きくなると思うんで、トレードオフにならざるを得ないところがあるとは思いますが、、「レースモード」ならまだしも、「エコモード」や「コンフォートモード」で走っていても、明らかに、純正ホイール時代よりも”突き上げ感”が大きくなった気がするので、その点がちょっと気になっていました。

まぁ、”軽やか”に走れるようになったので、路面状態さえ良い道路なら、確実に、純正ホイール時代よりも更に気持ち良く走れるようになりましたし、今回、以前より大きくなった気がする”突き上げ感”も、なんとか許容範囲ではあるので、トータルとしては、Superturismo Evoluzioneを履いたおかげで、ゴルフ 7.5 Rの”見た目”が更にカッコよくなり、乗り味も”軽やか”になったことで、「良かった!」と言える状態ではあるのですが、、今回、ダウンスプリングを入れることによって、「普通に考えれば、車高を下げれば乗り味は悪化することはあっても良くなることはないのではないか。。となると、、この”突き上げ感”が、自分の”許容範囲”を超えてしまったらまずいな・・・」という、一抹の心配があったのです。

そして昨夜、、仕事を終えてから、一連の作業を終えたゴルフ 7.5 Rを受け取りにショップへ向かい、まずは、少しだけ”ローダウン”した外観を見て、ニッコリしました(笑)

多くの方が既にレビューされているとおり、このCOXのダウンスプリングによるローダウンは、1.5〜2cm程度ということでしたが、当方のゴルフ 7.5 Rも、そんな印象です(純正スプリングの時のタイヤハウスとの隙間を正確に測るのを忘れていたので、実際に何センチ下がったかは分からないのですが・・(^^; )。

いずれにしても、個人的に、あまり車高を下げ過ぎるのは、デザイン的に好みではないので、まさに自分としては、”程よい塩梅”という感じで、、まず”見た目”に関しては、「大満足」、という結果でした。

そして、ゴルフ 7.5 Rを引き取り、、ちょっと心配な”乗り味(”突き上げ感”がどれくらい変化するか・・)”を体感すべく、家路への道のりのドライブへと移りました。

しかし、走り始めて1分もしないうちに、、これまでの”心配”は、杞憂に変わりました。

というのも、、明らかに”突き上げ感”が、今回、作業に預ける前よりもマイルドになっているのです☆

とはいえ、気のせいかもしれないと思い、しばらく走り続けても、、走れば走るほど「間違いなく”マイルド”になっている」と確信に変わりました。

ゴルフRに、同じCOXのスプリングを入れている方達のレビューをこれまで何度も読んできましたが、半数以上の人が「乗り心地が良くなった気がする」的なことを書かれているのです。

今回当方が、COXのスプリングの購入を決めた最大の理由が、その点だったんですが、、とはいえ、全員がそのように書いている(乗り心地が良くなった)わけではなく、逆に、「硬くなった」とか「突き上げが強くなった」というレビューを書かれている方も、複数、おられました。

なので、当方も、こうやって実際に装着して走ってみるまでは、「自分の場合はどっちに転ぶだろう・・・」ということが不安でしたし、前述のとおり、まぁ、普通に考えれば、車高を下げて、むしろ乗り心地が良くなることなんてあまり考えられない、、、という思いもありましたんで、、悪いほうに転ぶ(=突き上げ感が増す)ことは覚悟していたものの、なんとかそれが”許容範囲”に収まっていてほしい、、という思いでいました。

が、、幸いにも、、乗り心地が悪化するどころか、明らかに、マイルドになっていました。

もちろん、マイルドといっても、フワフワ系とかフニャフニャ系のマイルドではなく、、元々のかっちりした安定感のある硬さは保ちながらも、、少なくとも、今回ホイールをSuperturismo Evoluzioneに替えて以降のちょっと気になっていた”突き上げ感”がかなり取れた感じになっています。

下手すると、ホイールを替える前の、「完全純正状態」の時よりも、乗り心地は良くなったかもしれません。

いずれにせよ、先日、まずはホイールを替えたことで、以前の「完全純正状態」の時よりも、明らかに”軽やか”な走りを手に入れることができ、そして今回、その”軽やかさ”を維持しながらも、気になる”突き上げ感”がかなりマイルドになったので、、ぶっちゃけ、「乗り味」的には、これでもう自分の求める一定の「ゴール」と言っていい状態になったと思います。これだけ軽やか且つマイルド、それでいてドイツ車的な安定感も凄いのですから、これ以上何を求めるか、、、という感じですね。

(おそらく、今回、スプリング交換とともに「アライメント」もやってもらったので、それも、多少なりともプラスに作用していると思います)

そして今日の土曜は仕事が休みだったので、”念には念を”(笑)ということで、朝、早起きして、もう一度、ゴルフ 7.5 Rの乗り味を確認するために、小1時間ほど、近所の田舎道を走ってみましたが、、やはり、”マイルド”な走りになったのは間違いではなかったです。その乗り味を一言で表せば、「気持ちイイ」の一言です。今まで30台近くのクルマを乗り継いできましたが、「どこまでも走り続けたくなる」、という印象の度合いは、今のこの状態のゴルフ 7.5 Rが、過去最高な気がしています。

というのも、、これに近い印象を持った過去のクルマとしては、

あたりが挙げられますが、406ブレークとエグザンティア・ブレークは、いわゆる「キビキビ感」には欠けるクルマでしたので、「のんびりとどこまでも走り続けたい」という”のんびりと”という形容詞が付きます。

A4アバントは、上記2台よりは速かったですが、あまりにも「鉄の塊」感(どっしり)が凄く、山道などはあまり面白くなかったので、専ら「高速道路でどこまでも」という感じの「高速道路専用マシン」みたいな印象でした。

そして120iは、キビキビ走るし、ハンドリングも極上でしたから、本当にドライビングが面白くて、今まで乗ったクルマの中で、ダントツで一番、遠出して山道に出かけた頻度が高かったクルマでしたが、唯一、エンジンや排気音の「官能性」に欠けていました。

そして現在のメインカーであるゴルフ 7.5 Rは、今回、ホイールとスプリングを弄りはしたものの、上記4台の”欠点”が全て解消された、当方にとっては”無敵”と言っていい乗り味になったと思います(笑)

(もちろん、例えば、単に「ずば抜けた直進安定性」という部分だけを抜き取れば、前述のA4アバントのほうが凄かったですし、「ハンドリング」という点だけを抜き取れば、「120i」がずば抜けてましたが、、ゴルフ 7.5 Rについては、全ての面で、当方が求める一定の感覚をクリアしてくれている、という印象です)

ちなみに、そういう意味では、当方が”ブランド”として一番好きな「アルファロメオ」は、どれも、自分の感覚では「どこまでも走り続けたい」という感じのクルマではなく、やはり、走ること自体に”情熱”を感じるクルマでしたので長距離を走るとちょっと疲れる感じがしたのと、、駐車場に置いてあるクルマを眺めているだけでうっとりする(笑)、、そんなクルマでした。(たぶん、今のアルファ、つまり、ジュリアステルヴィオは、ロングドライビングも全然苦にならないクルマに変貌していると想像しますが、とにかくデカくなってしまったのが残念です。あと、価格面でも、手が出せるのは一番下のグレードが精一杯、、という感じ。。)

ちなみに、今回COXのスプリングを入れたことによる、車高の”見た目”の変化ですが、このブログ記事の一番上に貼った写真(スプリング交換前)を再掲したものがこちらです(↓)。

そして、スプリング交換後、今朝撮影した姿がこちらです(↓)。

スプリング交換前の写真はスマホで撮影し、今朝の写真はデジイチで撮影したので、画角が異なるため、クルマ自体の形がちょっと違って見えますけど(スマホで撮ったほうがズングリした形に見える(^^; )、、こうやって比較すると、車高は、少しだけ下がっているのが分かるかと思います。

ということで、、人生初となる、足回り(ダウンスプリング)に手を加えてしまいましたが、”見た目”も良くなって、くわえて”乗り心地”まで良くなったんですから、COXのゴルフR用スプリング、、前評判どおり、「素晴らしい!」と思いました☆

あと一つ、心配事があるとしたら、、前述のとおり、とにかく”乗り味”が素晴らしくなったことで、「どこまでも走り続けたい」という感じになってますんで、、一気に走行距離が嵩んでしまいそうなことです。。しかも、ガソリン価格も、いまだ、強烈に高止まりな状態ですしね・・・

まぁでも、ここしばらく、「どこまでも走り続けたい」と思えるクルマには乗っていなかったので、、多少ガソリン代が嵩んだとしても、なるべくこのゴルフ 7.5 Rで色々なところに出かけてみたいと思います。あ、もちろん、コロナには気をつけつつで。。







図解ホイールアライメント: 操縦安定性 E-BOOK

ホイール・アライメント入門―理論と調整の実際 (自動車工学)
よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

目次
閉じる