前回のブログに書いたとおり、元々所有していた(正確には、「知人から借りていた」)キャノンの望遠レンズ(APS-C用)を活用すべく、レンズマウントアダプターを「Commlite レンズマウントアダプター CM-EF-NEX B」という製品を購入したんですが、まさかの「カメラ本体(α7RⅢ)を破損」してしまうこととなり、当該マウントアダプターは、役目を果たすことなく一瞬で返品してしまいました。
<The Riddle ver.3.0: 本日のガジェット 「Commlite レンズマウントアダプター CM-EF-NEX B」(キヤノンEF-S⇒ソニーEマウント)→結局、返品。。>
破損したα7RⅢは、なんとか無事修理を終えて戻ってきたので、再び、当方のメインカメラとして活躍してくれていますが、上記のマウントアダプターを返品してしまったことから、結局当方、いまだに望遠らしい望遠レンズは1本も所有していないに等しい状況が続いています。
当方のメインレンズである、SONY 「FE 24-105mm F4 G OSS」は、24mm-105mmという”広角から中望遠”をカバーしているため、汎用性が高いうえに、”写り”も素晴らしいものがあるので、α7RⅢが来てからのこの約7ヶ月間、八面六臂の活躍をしてくれているのですが、、焦点距離が最大でも105mmということで、遠くの被写体を写すには物足りない長さです。
そのため、せめて200mm以上の望遠レンズが欲しい、とずっと思っていたのですが、SONYの「Eマウント(フルサイズ)」用のレンズは、そもそもまだそれほど多くの種類のレンズが用意されておらず、しかも、価格もめちゃくちゃ高いものばかり。。
なので、もちろん「欲しい望遠レンズ」はいくつかありますが、どれも高過ぎて、手が出ません。。
かと言って、いい加減そろそろ、105mmのせめて「倍」以上はある焦点距離のレンズが欲しいなぁ、という想いが日に日に強くなってきたことから、この度、無理してでも望遠レンズを1本購入する方向で検討することとしました。
しかしながら例によって「財政事情」は逼迫しているため(^^;、、出来る限り安く済ませたいです。
気持ち的に最も欲しいレンズはこちらでした。
シグマ 100-400mm F5-6.3 DGDN OS Contemporary Eマウント用
SIGMAから今年7月に発売されたばかりの、通称「ライトバズーカ」。
その名のとおり、100mm〜400mmの超望遠をカバーしつつ、重さは1,140gと、1.2kgを割っている、魅力的なレンズです。
望遠端が300mmではなく400mmっていうのがイイですよね。一般的な望遠レンズはだいたい”300mm止まり”ですが、野鳥とか撮影していると、300mmでも足りない、と思うシーンって結構ありますもんね。
この「ライトバズーカ」、お値段も、ソニー純正レンズに比べればかなり割安に感じますが、それでも実勢価格は11万円前後。。
当方には、とても、おいそれと買えるような金額ではありません。。。
レンズって、「300mm」を超えると、一気に高くなりますよねぇ。。
まぁ、余程年数が経ったりしない限り、良いレンズは、手放す時も、それなりの値段で売れるでしょうから、そう考えると、11万円をまるまる持ち出すわけでもないのですが、それでも、最初に買う場合は、一旦、11万円を使わなくてはいけないので、ちょっと私にはしんどいですね。。
なので、「300mm超え」のレンズは諦め、スタンダードに「300mm」で探すと、、これまた、今年の10月末に発売されたばかりの、タムロン「70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD (Model A047)」という魅力的なレンズがあるんですよね。
70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD (A047) ソニーEマウント
これだと、実勢価格は約6万円前後であり、写りの面の評判もかなり良いみたいです。
前述の「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DGDN OS Contemporary E(ライトバズーカ)」に比べて4万円以上安いですから、これなら、分割払いであれば、買えそうです(^^;
ただ、自分の場合、もう少し色々な種類のレンズを試してみたい、という想いもあり、特に、今なら安く買えるであろうオールドレンズ等にも興味があるんですよね。。
ただし、Eマウントは、歴史の浅いマウントなので、そもそも「オールドレンズ」的なレンズが無い、と言っていい状態のため、オールドレンズに手を出すとなると、ソニー系の場合は、旧ミノルタ時代から続いた「Aマウント」にするか、もしくはキヤノンやニコン等のレンズということになり、いずれにしても「オールドレンズ」イコール、「Eマウント以外のマウント」ということになってしまいます。
よって、上記タムロンの「70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD (Model A047)」は、製品単体で見ると、新製品であるにも関わらず、実勢価格6万円前後というのは、結構良心的な価格だと思うのですが、、それでも、私にとって「6万円」という額はめちゃくちゃ高い金額なので、、今、無理してそのレンズを買ってしまうと、当分、他の「レンズ遊び」はできないですね。。
そのため、かなり悩みましたが、、ここは無理せず、安い「オールドレンズ」の望遠レンズで我慢することとしました。
といっても、オールドレンズを使うということは、必然的に「マウントアダプター」を買うことになるため、マウントアダプターがあれば、同じ規格の他の安いレンズも色々と楽しめる可能性が増えるため、むしろそれは、元々やりたいことだったので。
あとは、マウントアダプターを、どの「規格」のレンズにするか?ということですが、候補としては、
- Aマウント(ソニーの旧タイプ)
- EFマウント(キヤノン)
- Fマウント(ニコン)
の3つを検討しました。
レンズの豊富さ、ということでは、EFマウントもFマウントも非常に魅力的なのですが、当方、前回のブログに書いたとおり、「マウントアダプター」で、非常に”痛い”思いをしました。
そういう意味では、きちんとソニーから「純正」のマウントアダプターが販売されている「Aマウント」が、精神衛生上は、最も安心できます。。
よって、「レンズの豊富さ」では、EFマウントやFマウントに劣るかもしれませんが、ここは、「安心できること」を最優先とし、「Aマウント」で行くこととしました。
となると、あとは必然的に、ソニーからいくつか販売されているマウントアダプターの中から選ぶ、ということになりますが、、これまたちょうど先月、ソニーから、最新型のマウントアダプターが発売されたばかりであり、レンズ側がAFに対応したものであれば、AFにも対応しているので、この商品を買うことにしました。
<デジカメWatch: ソニー、AFカップリング&絞り駆動レバー搭載のAマウントアダプター「LA-EA5」>
ソニー マウントアダプター LA-EA5
そして本日、品物が到着しましたので、開封の儀。
やはり、ソニー「純正」ということで、お値段はそこそこ張りましたが、前回失敗した「Commlite」のレンズマウントアダプターに比べ、絶対的な「安心感」があります。
そして、実は、このマウントアダプターと同時に、念願の(といってもかなり安いですが(^^; )「望遠レンズ」も中古で購入し、到着しました。
次回のブログで、今回購入したソニーのマウントアダプターとともに、その望遠レンズについても書きたいと思います。
<SONYさんへの要望>
「LA-EA5」に関し、現状では、AFモーター非搭載のレンズについて、α7R IVおよびα6600の最新機種のみAF動作が可能とのことですが、是非、他のα7シリーズ等へもアップデートにより同機能を使えるようになるよう、ご検討、よろしくお願いいたします!
ソニー マウントアダプター LA-EA3
ソニー SONY マウントアダプター LA-EA2
ソニー SONY マウントアダプター LA-EA1
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