当方、最後にレンズを買ったのは、昨年12月に購入したタムロンの望遠レンズです。
<The Riddle ver.3.0: 本日のガジェット 「TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(Model A005)」>
昨年の今頃は、毎週のように「星空撮影」に励んでおり、且つ、晩秋以降は「野鳥撮影」にもハマってしまい、その流れで、上記の望遠レンズを購入したんですが、、今年に入ってから、コロナ禍の影響もあり、急遽、自宅の特に「庭」部分の全面的なリフォーム工事をしたことで、今年の前半の半年間(1〜6月)は、仕事以外の全てのパワーを、そのリフォーム工事に充てていました。
で、7月上旬に工事が完工した後は、すっかり「ガーデニング」にハマってしまい、毎週週末は、なんやかんや”庭いじり”をやっております(^^;
なので、今年ちょっと「星空撮影」は”お休み”とし、その分「ガーデニング」に注力することにしました。
ガーデニングをやっていて一挙両得なのは、従前であれば、これまた趣味の一つだった「花などの植物撮影」については、いつもどこかへ出かけて撮影していたのが、わざわざ出かけなくても、自宅に色々と花や草木を植えておけば、色々と写真が撮れてしまうことです。
これまで、花などを撮影する際は、9割方、昨年α7RⅢを買った時に同時に購入した「SONY FE 24-105mm F4 G OSS」を常用しており、距離が離れている対象物を狙う時のみ、上記タムロンの望遠レンズを使っていました。
この「FE 24-105mm F4 G OSS」は、巷でも”神レンズ”級の扱いを受けているだけあって、私にとっては、本当に素晴らしいレンズで、これ1本あれば、日常使いではほぼ賄えてしまう、素晴らしい写りを見せてくれるレンズです。
なので、花などの植物撮影には、この「SONY FE 24-105mm F4 G OSS」と「TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(Model A005)」の2本があれば十分だと思っていました。
しかし、前述のとおり、自宅で花などの撮影をするようになり、出かけて撮影する時と違って、自宅でじっくりと時間をかけて撮影できるようになったので、その分、色々な撮り方を試したくなってしまい、上記2本のレンズでは「唯一」と言っていい、”出来ないこと”が気になるようになりました。
それが「マクロ撮影」です。
タムロンの望遠レンズは、さすがに「300mm」ということもあり、そもそも「寄って撮る」ような撮り方はできませんが、ソニーの「FE 24-105mm F4 G OSS」のほうは、かなり寄って撮ることができます。
それでも、「もうひとこえ」のところで限界を迎えてしまうため、これまで少なからず「あと3cm寄れたら・・・」みたいなことがありました。
ちなみに当方、以前、メインのカメラとして「EOS Kiss X5」を使っていた頃、これまた”名機”と言われていた、タムロンの「SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1」(通称”タムキュー”)を所有していたんですが、結局、使う機会があまりなく、程なくして手放してしまったんですよね。。
振り返ってみると、あの頃も、花などの撮影は好きだったんですが、今のようなハマり方まではしてなかったので、マクロ撮影への拘りも、それほど強くなく、「とりあえず経験してみたい」みたいな感じだったんだと思います。。
ただ、現在では、上記のとおり、花などを撮っている際、「あと数センチ寄れたら・・・」みたいなシーンが少なからずあるので、マクロレンズを買えば、それが解消されるでしょうから、今回、久方ぶりにレンズを購入することにしました。
ということで、まっさきに候補に挙げたのは、以前使っていた”タムキュー”こと、タムロンの90mmマクロレンズです。
ただ、一口にタムキューといっても、どんどんモデルチェンジしているようで、
- SP AF 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model 272E) 2004年発売
- SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F004) 2012年発売
- SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017) 2016年発売
と、メジャーどころでは大きく3種類あるようです。(ちなみに、私が以前使っていたのは、一番古いSP AF 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model 272E)です)
当然、新機種になるほど、手振れ補正やAFの性能が向上しているわけですが、マクロで撮影する際は、大半がマニュアルフォーカスを使うことになると思うので、当方が以前使っていたSP AF 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model 272E)だと、中古でかなり安く買えますし、もう一度同じタムキューを買おうかな、と当初は考えておりました。(SP AF 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model 272E)だと、ソニーの場合、旧タイプの「Aマウント」になってしまいますが、当方、マウントアダプタを持っているので問題ありません。。)
が、せっかくなので、他社のレンズはどうなんだろう・・と物色していたところ、
が、目に留まりました。
シグマの「Artレンズ」って、憧れますよね(笑)
以前から、一度はこの「Art」シリーズのレンズを所有してみたいと思っていたんですが、このSIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Artは、Artシリーズにしてはそれほど高価ではなく、Amazon価格で現在ちょうど5万円となっています(まぁ、「5万円」という金額自体は、私にとってはめちゃくちゃ高いんですが、「Artシリーズのレンズ」ということを考慮すると、魅力的な値段ですよね・・)。
ちなみにこのレンズ、「カミソリマクロ」と言われた伝説のマクロレンズ(2006年に発売されたMACRO 70mm F2.8 EX DG)の”進化版”、とのことです。
で、色々とレビュー記事等をリサーチしたところ、、、ほぼ「大絶賛」と言っていい内容でした。
特に、マップカメラさんのこのレビュー記事の末尾では、
”様々なメーカーからマクロレンズはラインアップされていますが、これほどコストパフォーマンスに優れたレンズは他に知りません。“カミソリマクロ”の名を引き継ぐ『Art 70mm F2.8 DG MACRO』は、新たな伝説を作るレンズだと感じました。”
とまで書かれています(^^;
ということで、、、以前からシグマの「Art ライン」のレンズも欲しい、と思っていたこともあり、思い切って今回、この「SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art」に行くことにしました。
ただ、いくらコスパ的にも絶賛されているレンズとはいえ、やはり「5万円」は当方にとっては、めちゃ高価です。。
なので、中古商品を色々と物色し、かなり程度が良さそうな個体(4万円強)を発見したので、そちらをポチりしました。
そして、品物が到着したため、早速開封の儀。
中古とはいえ、付属品完備で、本体もかなり程度の良い品物が届きました(^^)
そして早速、α7RⅢに装着してみました。
多くのマクロレンズが採用するインナーフォーカス方式ではなく、敢えてこのレンズ繰り出し方式が採用されているところが、硬派な感じでイイですね。目盛りのデザインも男心をくすぐります(笑)
そして、早速、撮影テストをしてみることにしました。
自室で、ペリカンのインクボトルを、「SONY FE 24-105mm F4 G OSS」と撮り比べてみたのがこちら(↓)
こうやって見てみると、「写り」自体は、やはり「SONY FE 24-105mm F4 G OSS」は素晴らしいと思いますね。
しかし、「70mm」の状態では、目一杯寄っても上の写真の大きさで撮るのが限度でした。
一方、「SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art」だと、比べるまでもなく、「TANZANITE」という文字がほぼ”どアップ”で撮れました(^^; これがマクロレンズの威力ですね。
ということで、久方ぶりのレンズ購入となりましたが、これから自宅の花や植物の撮影に、大いに活躍してくれそうです。
(ただ、これから晩秋〜冬にかけて、どんどん花の季節が終わってしまうので、購入するタイミングとしてはイマイチだったかもしれませんが・・(^^; )
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